立体像で理解する美術解剖
目次
第1章 全身を作る(体幹の骨格;下肢の骨格 ほか)
第2章 前腕と手を作る(右の前腕の骨格;上腕の筋肉 ほか)
第3章 足を作る(骨格;筋肉)
第4章 頭頚部を作る(骨格;頚部の筋肉 ほか)
第5章 幼児と老人の頭部を作る(幼児の頭部;老人の頭部)
著者等紹介
阿久津裕彦[アクツヒロヒコ]
1973年生まれ。1996年東京藝術大学美術学部卒。1998年同大学院美術研究科修士課程修了。2012年順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、東京藝術大学、東京造形大学、武蔵野大学他で美術解剖学や解剖学の非常勤講師。順天堂大学医学部非常勤助教。医学書等への解剖図作成。芸術と解剖学の再融合を試みている。博士(医学)
小野結貴花[オノユキカ]
1991年新潟県生まれ。2016年東京藝術大学院美術研究科修士課程修了。現在、標本業に携わる傍ら制作活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人体を造形する人にとって必要不可欠な知識、その一つが美術解剖学。しかし、現場で使われる書籍の多くは医学的な解剖書。「筋肉の外形」にはあまりふれておらず、造形を行うにあたって必要な情報が盛り込まれていません。端的に造形に役立つ美術解剖書はないものか。そんなニーズに応えるべく生まれたのが本書。医学解剖的な知見の元、人体の骨、筋肉を粘土で造形していく過程を丁寧に撮影。骨格はもとより、深層、浅層の筋肉まで丁寧に作り込んでいるので、骨や筋肉がどのような形をしているのかが、手に取るようにわかります。しかも、写真1点1点が大判で見やすいつくり。美術解剖書として必携の1冊です。