知の扉シリーズ 素粒子論はなぜわかりにくいのか―場の考え方を理解する
内容説明
素粒子論の「やさしい解説」を何度聞いても、どうにも腑に落ちない…。それもそのはず、多くの人は、素粒子論を理解するためには避けて通れない「場」の考え方について、ほとんど学ぶ機会がないからだ。素朴な“粒子”のイメージから脱却し、現代物理学の物質観に目覚める、今度こそわかりたいあなたのための素粒子入門。
目次
第1章 素“粒子”という虚構
第2章 場と原子
第3章 流転する素粒子
第4章 素粒子の標準模型
第5章 摂動法と繰り込み
第6章 何が究極理論を阻むのか
著者等紹介
吉田伸夫[ヨシダノブオ]
東京大学理学部物理学専門課程修了。素粒子論(量子色力学)で東京大学から博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)