内容説明
現在の苦痛と過去のトラウマとの結びつきに気づき対処スキルを身につける。トラウマインフォームドケアの実践。
目次
第1章 複雑性PTSDの理解
第2章 回避症状からの回復
第3章 侵襲的・侵入的な症状からの回復
第4章 抑うつ症状からの回復
第5章 情動調整不全のマネジメント
第6章 解離症状からの回復
第7章 健康的な対人関係を築く
第8章 自己認識の問題からの回復
第9章 虐待者への過剰な同一化からの回復
第10章 絶望と失望の感情の克服
第11章 その成いのままで
著者等紹介
シュワルツ,アリエル[シュワルツ,アリエル] [Schwartz,Arielle]
公認臨床心理士、EMDR療法コンサルタント、公認臨床トラウマ治療専門家、公認ヨガインストラクターであり、国際的に知られる講演家としても活動。米国コロラド州ボルダーで個人開業をしている。コロラド州のナロッパ大学にてソマティック心理学の修士号取得、カリフォルニア州のフィールディング大学大学院にて臨床心理学の博士号取得。あらゆる人が知識によってエンパワーされるべきであるという思いから、講演会、SNS、ブログを通して、メンタルヘルスとウエルネスの最新情報を届けている
野坂祐子[ノサカサチコ]
大阪大学大学院人間科学研究科臨床教育学講座教育心理学分野准教授、博士(人間学)。公認心理師・臨床心理士。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程単位取得退学。同年、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター専任講師、2009年同センター准教授を経て、2013年より現職。専門は発達臨床心理学・トラウマ臨床。児童福祉領域・教育現場において、虐待・ネグレクトや犯罪被害等によるトラウマの理解と支援に関する研究と臨床実践を行う。主に、性暴力の被害・加害に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)