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阪南大学叢書 人間と市場経済―日本型市場経済システムの変容に着目して
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内容説明

「市場経済システムの多元性」の探求。持続可能な人類社会を目指すために、新自由主義的市場経済モデルの限界をどのように乗り越えていくのか。本書では、日本型市場経済システムに生じた現実の変化を横断的・縦断的、かつ質的・量的に検討するなかで、この難題を解決するための新たな糸口を探る。



目次

序章 市場経済システム分析における多元性の導入
第1章 家計の資産形成と日本の金融システム改革
第2章 コーポレート・ガバナンスの視点から見た日本の金融システム改革
第3章 日常生活と負債―負債経済論を手がかりに
第4章 日本の確定拠出年金制度改革についての考察―金融化と負債経済の視点の導入
第5章 日本の人口構造の変化と金融システムのあり方
第6章 現代日本における女性就業の二重構造―雇用慣行・家族規範・社会経済政策間の相互作用に着目して
終章 人間社会の調和に寄与する市場経済システムを目指して



著者等紹介

王凌[オウリン]
阪南大学経済学部教授。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程・京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)・博士(人間・環境学)。阪南大学経済学部専任講師、同准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「市場経済システムの多元性」の探求
持続可能な人類社会を目指すために、新自由主義的市場経済モデルの限界をどのように乗り越えていくのか。本書では、日本型市場経済システムに生じた現実の変化を横断的・縦断的、かつ質的・量的に検討するなかで、この難題を解決するための新たな糸口を探る。