戦後福井県都市計画の軌跡
内容説明
戦後ゼロからの出発―地方都市整備の苦闘と成果。道路・鉄道・公園・下水道・港湾など、いまやあたりまえとなっている都市生活を享受するために不可欠なインフラも、その整備にはさまざまな曲折があった。「戦後」を知らない若い世代がその実態を認識し、今後取り組むべき都市施設の維持更新に資する一冊。これまであまり語られてこなかった福井県の都市整備事業の背景や社会事情も描き出し、インフラ整備から見た社会経済史の一面に光を当てる。
目次
戦後の出発・福井戦災復興都市計画事業
芦原火災復興事業の光と影
三都三様・福井バイパス物語
交通の要衝・敦賀バイパス物語
波乱の都市再開発
一〇〇年の悲願・福井駅鉄道高架事業 前史
一〇〇年の悲願・福井駅鉄道高架事業 JR編
一〇〇年の悲願・福井駅鉄道高架事業 えちぜん鉄道編
時代を切り拓いた都市計画道路
総力戦・福井臨海工業地帯造成事業〔ほか〕
著者等紹介
児玉忠[コダマタダシ]
1947年福井県生まれ。現在、熊谷都市観察室主宰者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
戦後ゼロからの出発 地方都市整備の苦闘と成果
道路・鉄道・公園・下水道・港湾など、いまやあたりまえとなっている都市生活を享受するために不可欠なインフラも、その整備にはさまざまな曲折があった。「戦後」を知らない若い世代がその実態を認識し、今後取り組むべき都市施設の維持更新に資する一冊。