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検証・コロナ期日本の働き方―意識・行動変化と雇用政策の課題
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内容説明

短期間で激変した個人・企業のデジタル化・多様化の軌跡を追う!コロナウィルス蔓延から3年。この間、人々の働き方やウェルビーイング(幸福度)に対する意識、企業の経営マインド・新技術の導入など、経済社会に広汎な影響を及ぼした。何が変わり、何が変わらなかったのか。専門家がさまざまな角度から変化の軌跡と雇用・労働政策の課題を明示した、わが国コロナ期労働市場の総合的分析。



目次

第1部 パネルデータで見るコロナ期日本の労働市場の軌跡(コロナ禍における労働力をめぐる動向―マクロ統計の見地からみたリーマン・ショック時との比較;企業経営の動向と経済の概要;コロナ禍に伴う働き方や意識の変化;雇用労働者における労働時間・収入の変動)
第2部 パネルデータによる労働市場・働き方の変容と政策効果の検証(個人の多様化と変化(就業形態、就業条件、リスクに対する意識)
企業の多様化と変化(採用と雇用調整、技術革新)
労働市場の多様化と変化(所得、労働時間、生活・仕事満足度))



著者等紹介

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
労働政策研究・研修機構理事長。1952年生まれ。80年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。1991年より慶應義塾大学商学部教授、2018年より現職。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学商学部長・大学院商学研究科委員長、内閣府・統計委員会委員長等を歴任。2016年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

短期間で激変した個人・企業のデジタル化・多様化の軌跡を追う!



コロナウイルス蔓延から3年。この間、人々の働き方やウェルビーイング(幸福度)に対する意識、企業の経営マインド、新技術の導入など、経済社会に広汎な影響を及ぼした。何が変わり、何が変わらなかったのか。専門家がさまざまな角度から変化の軌跡と雇用・労働政策の課題を明示した、わが国コロナ期労働市場の総合的分析。



◆「コロナ」は人々の働き方や生活意識、企業経営、労働市場に何をもたらしたのか? 個人と企業の連続したパネル調査から、災禍前後の変化を読み解く。



◆コロナ禍が国民に与えた影響は様々だが、各種格差の固定化や人々の意識変化については、回復過程でのより詳細な研究が必要となっている。この状況を受けて本書では、経済社会における多様化の進展状況を分析。労働市場での格差拡大、将来に対する不確実性への不安拡大の実態について詳らかにする。