商品分类

フーコーの闘争―“統治する主体”の誕生
商品图片有可能与实物不同,请务必详细阅读商品说明内容。

价格: 2750127.60
代购手续费: 100

数量:
限购10件

内容説明

後期フーコーは「権力があるところに、抵抗がある」には留まらない。権力関係を成立させる“自由”に賭けるのだ。自由を用いる統治する主体は、「主観的な」真理によって、自己と他者の振る舞いを導き、他者から導かれる。生の美学、自己の倫理、自由の実践は、自己と他者への統治的なはたらきかけを指す。後期フーコー権力論の転回、その可能性の核心を捉える俊英の鮮やかなデビュー作。



目次

序章 フーコー統治論をめぐる状況
第1章 誘惑される権力―抵抗の先行性と不可能性をめぐって
第2章 規律訓練とエロスの技法―“導き”のキリスト教型権力モデル
第3章 司牧権力の系譜学―新自由主義批判から自己と他者の統治へ
第4章 イスラーム的統治は存在しない―政治的霊性としての“対抗導き”
第5章 用いる者と用いられるものは別である―一九八〇年代統治論の展開
終章 抵抗と権力から統治する主体へ



著者等紹介

箱田徹[ハコダテツ]
立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。1976年生まれ。京都大学経済学部経済学科卒業。神戸大学大学院総合人間科学研究科地域文化学専攻修士課程修了、同大学院人間文化科学専攻博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)