民藝の教科書 染めと織り
目次
1時間目 意外と知らない日本の風土が育んだ布のこと 染め織りの基礎知識(まずは練習問題です。これって民藝?;キーワードで読み解く;全国染め織りマップ ほか)
2時間目 いまの民藝を探しに行こう 産地を訪ねて、染め織りを知る(涼をはらむ軽い風合いが身分を問わず愛されたかつての沖縄の日常着―芭蕉布(沖縄県)
中国から伝わり王家に愛された華やかで美しい織物―首里織(沖縄県)
色鮮やかで可憐。まぼろしと呼ばれた花が再び咲き始めた―読谷山花織(沖縄県) ほか)
3時間目 使う、眺める、仕立てる、着る。工夫しだいでいろいろできます 民藝の染め織りと暮らしたい(「民藝を着る会」結成!?;久野さんのシャツができるまで;先生に質問1 染織デビューにおすすめの一品って? ほか)
著者等紹介
久野恵一[クノケイイチ]
手仕事フォーラム代表。地域手仕事文化研究所主宰。もやい工藝店主。1947年生まれ。武蔵野美術大学在学中に民俗学者・宮本常一に師事。松本民藝家具の創始者・池田三四郎との出会いをきっかけに民藝の世界へ。大学卒業後、仲間5人と「もやい工藝」を始め、その後独立。北鎌倉を経て現在の鎌倉市佐助に店舗を構える。40年にわたり1年の3分の2は手仕事の産地をめぐり、買いつけや調査、職人をプロデュースする活動を続けてきた。2011年まで日本民藝協会の常任理事を務め、現代の民藝運動と積極的に関わる
萩原健太郎[ハギハラケンタロウ]
ライター・フォトグラファー。1972年生まれ。大阪府出身。関西学院大学卒業。株式会社アクタス勤務、デンマーク留学などを経て2007年独立。デザイン、インテリア、北欧、建築、手仕事などのジャンルの執筆を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)