気候変動適応に向けた地域政策と社会実装
目次
第1部 気候変動影響と適応をめぐる政策と技術の動向(気候変動適応法と自治体の役割;地域適応の拠点:地域気候変動適応センターの取組みと課題;適応策検討に必要な技術開発の概要;気候変動適応技術の地域間での波及要因)
第2部 科学的知見を社会に実装化するための社会技術(庁内外との計画策定支援社会技術1:コデザインワークショップ(適応自治体フォーラム)
庁内外との計画策定支援社会技術2:気候変動リスクアセスメントと庁内合意形成
地域社会とのコミュニケーション社会技術1:地域適応シナリオ
地域社会とのコミュニケーション社会技術2:気候変動リスクコミュニケーション
ボトムアップによる社会実践:「気候変動の地元学」を入口とした気候変動適応コミュニティの形成)
出版社内容情報
本書は、気候変動影響の把握や適応の取組みを社会への展開と実装化を図る手法である社会技術の概念に包含して、具体的な考え方と枠組み、地域での実践例を紹介し、そうした社会技術が地域に定着することを願って執筆したもの。本書を活用することにより、地域に根ざした実効ある適応策の立案・推進が期待される。