シリーズ:未来を創るナノ・サイエンス&テクノロジー ナノ計測―電子線・光・プローブ技術を用いたナノ・バイオ材料の探索と評価
目次
第1章 序論(ナノテクノロジーとナノ計測;ナノ構造と物性;計測とは)
第2章 電子線と光を用いたナノ計測・評価法(電子線を用いる方法;光を用いる方法)
第3章 プローブ顕微鏡を用いる方法と応用(プローブ顕微鏡法を用いたナノ計測・評価法;太陽電池材料、pn接合の局所評価;単一分子の伝導計測;分子間力測定;細胞力学診断;固液界面;STM発光分光法)
出版社内容情報
視ることを科学する!
近年のナノテクノロジーは、異なる材料(たとえば半導体材料と生体材料)を融合させて、新しい機能や物性を発見・定式化しようという方向にも進んでいる。そこで重要となるのが、観測対象に応じて新しい構造や機能をナノスケールで正しく計測・評価できる技術や手法である。本書は、数ある計測技術/手法について、電子線を用いる方法、光を用いる方法、原子レベルでの観察を可能とする走査型プローブ顕微鏡法に分けて解説する。単なる計測法の紹介ではなく、その原理や最先端の研究例についても図版を使って説明する。