内容説明
本書は、看護・リハビリ・福祉のみならず、広く医学、薬学、あるいは放射線技師や衛生検査技師などコメディカル分野の方々のための医療統計学のテキストです。本書では、コンピュータを使って、豊富な例を実際に解析しながら医療統計学を学習することができます。
目次
第1章 データシートの作成
第2章 データの表現
第3章 母集団とサンプル
第4章 比率の比較
第5章 質問紙調査
第6章 平均の比較
第7章 相関と回帰
問題解答
付録
著者等紹介
柳川堯[ヤナガワタカシ]
1966年九州大学大学院理学研究科修士課程修了。オーストラリアCSIRO上級研究員、米国立がん研究所客員研究員、米国立環境健康科学研究所客員研究員、ノースカロライナ大学準教授、九州大学大学院教授、久留米大学バイオ統計センター所長、教授を歴任して、現在、久留米大学バイオ統計センター・客員教授、九州大学名誉教授、理学博士(統計数学)
中尾裕之[ナカオヒロユキ]
2001年九州大学大学院数理学研究科博士後期課程修了。宮崎大学医学部講師、国立保健医療科学院研究情報支援研究センター特命上席主任研究官を歴任して、現在、宮崎県立看護大学看護学部看護学科教授、理学博士(数理学)
椛勇三郎[カバユウザブロウ]
2010年久留米大学大学院医学研究科博士課程修了。久留米大学病院、福岡県星野村役場勤務を経て、久留米大学医学部看護学科・准教授、医学博士
堤千代[ツツミチヨ]
2015年久留米大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、聖マリア学院大学看護学部看護学科・教授、医学バイオ統計学博士
菊池泰樹[キクチヤスキ]
1977年東京工業大学卒。佐世保工業高等専門学校助教授、長崎大学医療技術短期大学部助教授を歴任。元長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻・准教授、数理学博士(統計数学)
西晃央[ニシアキヒロ]
1972年九州大学大学院理学研究科修士課程修了。静岡大学工学部助手、佐賀大学文化教育学部教授を歴任し、現在、佐賀大学名誉教授、福岡女学院大学大学院発達教育学科教授、理学博士(統計数学)
島村正道[シマムラマサミチ]
1998年佐賀大学大学院工学系研究科情報システム学博士後期課程単位取得満期退学。熊本大学医療技術短期大学助教授を歴任。元熊本大学医学部保健学科放射線技術科学専攻・准教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
手を動かして統計を理解する!
多くの大学が教科書として採用している『看護・リハビリ・福祉のための統計学』の改訂版である。今回の改訂では、第6章の内容を精査してより理解しやすくした。
また、Excel形式の演習データと、統計分析ソフトウェア「R」のパッケージ(R2.7.0)が、著者作成のサイトからダウンロードでき、医療系のデータで手を動かしながら統計を学ぶことができる。統計学の素養がなくても統計を理解することができるので、初学者には最適の書である。