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内的家族システム療法 スキルトレーニングマニュアル
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内容説明

本書は、創始者のDr.Schwartzと精神科医のDr.Anderson、教育者のDr.Sweezyが内的家族システム理論を分かりやすく実践と結びつけ、神経科学の観点からも解説しています。ワークブック形式で、書き込みながら技法を習得していける初学者向けの簡単な入門書です。事例もトラウマ由来の嗜癖、うつなど多岐にわたり、クライアントへの尊厳に満ちた洗練されたアプローチを紹介しています。



目次

1 内的家族システム療法(IFS)の概要
2 アセスメントと診断
3 IFS療法とエクササイズ
4 防衛パーツと連携する際によく起こる課題
5 癒し:負荷を降ろすプロセス
6 セラピーに役立つヒント
7 IFS療法の様々な適用について



著者等紹介

アンダーソン,フランク・G.[アンダーソン,フランクG.]
医学博士。ハーバードメディカルスクールの精神科でレジデンスを修了し、心の疾患やトラウマの影響を理解し治療することを専門としている。問題を抱えた世界において、思いやり、希望、癒し、そして非暴力を促進することに深くかかわっている。内的家族システム(IFS)の提唱者、指導者として世界中を旅しながら、この自己を認識し傷を癒すエビデンスに基づいた治療法を、精神科医であり心理臨床家として実践する。個人開業でトラウマと解離の治療を専門とし、現在の神経科学の知識をIFS療法モデルと統合し、脳をベースとした心理療法を教えることに情熱を傾けている。セルフリーダーシップ財団(FSL)のエグゼクティブディレクター、またピクサーとの共同研究者であり、アイスランドで開催された人道的精神学会にも参加した。ニューヨークでは、9.11の生存者も治療した

スウィージー,マーサ[スウィージー,マーサ]
博士。ハーバードメディカルスクール准教授、「ケンブリッジ健康における連携プログラム」のコンサルタントであり指導者、および同団体の弁証法的行動療法(DBT)プログラムの元アシスタントディレクターとトレーニングディレクターを勤めた。マサチューセッツ州ノーサンプトンでセラピーとコンサルテーションをしている

シュワルツ,リチャード・C.[シュワルツ,リチャードC.]
博士。2000年にイリノイ州オークパークにセルフリーダーシップセンターを設立した。彼は、多くの心理療法学会で講演し、米国MFT協会のフェローであり、4つの専門誌の編集委員を務めている。IFSに関する4冊の本を出版し、50以上の論文を投稿。著書には「内的家族システム療法」、「内的家族システムモデル入門」、および共著として「家族療法:概念と方法論、モザイクのような精神とメタフレームワーク」がある。マサチューセッツ州ブルックリンに住み、臨床を実践しており、ハーバード大学医学部の精神科で教鞭を取っている

浅井咲子[アサイサキコ]
公認心理師、ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー。立教大学文学部卒。外務省在外公館派遣員として在英日本国大使館に勤務後、米国ジョン・F・ケネディ大学院カウンセリング心理学修士課程修了。現在、セラピールーム「アート・オブ・セラピー」代表。内的家族システム療法(IFS)レベル1をメルボルン/シドニー、レベル2をホイアン(ベトナム)にて修了

花丘ちぐさ[ハナオカチグサ]
公認心理師、専門健康心理士、博士(学術)、ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、米国ミシガン州立大学大学院人類学専攻修士課程修了。桜美林大学大学院国際人文社会科学専攻修士博士課程後期修了。A級英語同時通訳者。「国際メンタルフィットネス研究所」代表。ソマティック・エクスペリエンシング、IFSをはじめとした心理学関連の海外講師を招聘してのトレーニングを主催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)