江戸文化いろはにほへと―粋と芸と食と俗を知る愉しみ
内容説明
江戸の香りを今に伝える浅草の老舗どぜう屋が30年余にわたって開催してきた講演サロン「江戸文化道場」。200回を超えるその中から選りすぐりの江戸噺をまとめた入門書!初心者から上級者まで!東京江戸文化入門。
目次
第1章 教養篇―江戸の暮らしと知恵を知る(江戸の町と人情;江戸の味;風俗と技)
第2章 実践編―粋なおとなの愉しみ(特別対談―駒形どぜう六代目×宝井琴梅(講釈師)
歌舞伎・能・文楽
大相撲 ほか)
第3章 江戸・東京お買い物帖―名所に名店あり(日本橋界隈;神田・神保町界隈;銀座・京橋界隈 ほか)
著者等紹介
越後屋助七[エチゴヤスケシチ]
1939年東京・浅草に生まれる。慶應義塾大学商学部を卒業後、京都「美濃吉」で修業。63年に家業である江戸時代から続くどぜう料理店「駒形どぜう」に入り、91年、六代目越後屋助七を襲名。五代目が再建した出し桁造り・総桧の店は、江戸の風情と味を堪能できる老舗として人気。浅草本店にて隔月開催する「江戸文化道場」の実績により、2001年メセナ文化賞を受賞。蕎麦打ちの腕は名人級で、フランス、スペイン、ハワイ、台湾など海外でも江戸の蕎麦文化を伝えるべく活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)