江戸暦・江戸暮らし―浅草仲見世助六・江戸趣味小玩具
内容説明
浅草は仲見世、観音さまの宝蔵門近く、日本で唯一の江戸趣味小玩具の店「助六」。間口一間の小さな店には、江戸の風情や風流をいまに伝える三千点ほどの小玩具が並んでいます。そのなかから厳選した屋台物と風俗人形でつくった江戸の町へ、いざタイムトラベル。
目次
第1章 江戸暦(春;夏;秋 ほか)
第2章 江戸暮らし(武家の都・江戸;町火消;自身番屋 ほか)
第3章 江戸の町(江戸の大店;庶民好みの食べもの屋;江戸の見世屋いろいろ ほか)
第4章 助六職人噺
著者等紹介
木村吉隆[キムラヨシタカ]
1937年浅草に生まれ育つ。慶應義塾大学経済学部卒。会社勤務の後、1979年に家業である江戸趣味小玩具「助六」を継いで五代目主人となり現在にいたる。江戸の文化や風俗に関して造詣が深く、その洒脱な話しぶりで講演依頼も多い
藤井恵子[フジイケイコ]
1957年横浜生まれ。東京女子大学哲学科卒。編集者・ライター。江戸の香りをいまに伝える芸や技、味、人に注目して活動
鈴木俊介[スズキシュンスケ]
1975年静岡県に生まれ、富士山を見て育つ。フリーカメラマン。肖像写真、旅、料理などのジャンルを得意とし、雑誌の仕事を中心に国内外で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
浅草寺の表参道、仲見世通りで江戸末期に創業した江戸趣味小玩具の店「助六」。助六の風俗人形に屋台の玩具は、江戸の風俗をそのまま伝える。七福神めぐり、お花見、三社祭り、相撲に落語。その玩具を写真とともに紹介。好評第2弾。