世界人権問題叢書 集団予防接種によるB型肝炎感染被害の真相
内容説明
注射器を使い回してつぎつぎに接種を続ける。昭和の時代、当たり前に行われていた集団予防接種の裏側で45万人をこえるB型肝炎感染が進行していた。当時の医学知見で感染を防ぐことはできなかったのか。なぜ、これほど被害が拡大したのか。ふたたび同様の被害をくり返さないための教訓は―
目次
第1部 歴史(1940年代;1950年代 ほか)
第2部 真相と教訓(使い回しが続けられた歴史の振り返り;なぜ注射針や注射筒の使い回しが続けられたのか ほか)
第3部 検証会議(検証会議について;スタートはB型肝炎感染拡大の被害実態の明確化 ほか)
第4部 資料