目次
第1部 私の生をリカバーする(他者のために存在する;自分自身の声を見つけ出す;他者と調和して自らの生を生きる)
第2部 エンパワメントを通した生のリカバリー(私の生のリカバリーを通して私が学んだこと;生をリカバーするためのエンパワメントの過程)
第3部 情動的対話を通した生のリカバリー(生の対話的リカバリーとは何か?;自らの声を見つけ出す;エンパワーする対話をエモーショナルCPRを通して学ぶ;リカバリーの対話を通した文化変容;オープン・ダイアローグを通して生のリカバリーをうながす;コミュニティ・ライフのリカバリーに関する私の考え)
著者等紹介
フィッシャー,ダニエル[フィッシャー,ダニエル] [Fisher,Daniel]
生化学の博士号を取得後、国立精神保健研究所(National Institute of Mental Health)において神経化学の研究をおこなう。統合失調症の診断を受けたあと、愛情に満ちた結びつきやピアサポートを通してコミュニティでの生活をリカバーする。精神保健システムを人間的なものにするために諸活動を展開。医師免許を取得し、40年間にわたって精神科医として地域で活動する。また、ナショナル・エンパワメント・センター(National Empowerment Center)を設立。精神保健に関する新自由委員会(New Freedom Commission on Mental Health)のメンバーを務め、全国精神保健リカバリー連合(National Coalition for Mental Health Recovery)の設立にも関わる。エモーショナルCPRの開発に携わり、普及に努めている。結婚し、2人の娘の父。アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ在住
松田博幸[マツダヒロユキ]
大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類准教授。大阪府立大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は社会福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)