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東京安全研究所・都市の安全と環境シリーズ 密集市街地整備論―現状とこれから
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内容説明

「懐かしい街角」には多くの危険が存在する。災害時、住民の避難や消火活動にあたって様々な障害が存在する密集市街地。整備の状況と今後の展望を報告する。



目次

1章 都内区部における狭隘道路拡幅整備事業(密集市街地の問題;クリアランスから修復型へ ほか)
2章 密集市街地の道路拡幅整備の現状(狭隘道路拡幅整備事業とは;密集市街地の危険要素 ほか)
3章 ブロック塀問題(実態調査の背景;市街地の安全性で残された課題 ほか)
4章 URの取組み(UR都市機構が密集市街地整備に取り組むようになった背景;密集市街地整備法におけるUR都市機構の位置付け ほか)
5章 これからの密集市街地の整備に向けて(狭隘道路の拡幅整備について;コンクリートブロック塀について ほか)



著者等紹介

伊藤滋[イトウシゲル]
都市計画家。東京大学名誉教授。1931年東京生まれ。東京大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。東京大学教授、慶應義塾大学教授、早稲田大学特命教授、日本都市計画学会会長、建設省都市計画中央審議会会長、内閣官房都市再生戦略チーム座長などを歴任

三舩康道[ミフネヤスミチ]
東京大学大学院博士課程修了。工学博士。技術士(総合技術監理部門・建設部門)、一級建築士。ジェネスプランニング(株)代表取締役。みなとみらい21地区防災計画の作成、スマトラ島沖地震インド洋津波バンダ・アチェ市復興特別防災アドバイザーとして復興計画の作成などの業務を行う。地域安全学会理事、日本都市計画協会理事、見附市防災アドバイザー、墨田区災害復興支援組織代表、国際連合日中防災法比較検討委員会委員、新潟工科大学教授などを歴任。現在、希望郷いわて文化大使、NPO法人災害情報センター理事、東京文化資源会議幹事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)