三笠宮崇仁親王
内容説明
軍人・歴史学者・皇室の長老…類い稀な足跡を残した昭和天皇の末弟。100年の生涯の全記録。
目次
第1章 童謡の宮様―一九一五年一二月〜一九二二年三月
第2章 野球少年―一九二二年四月〜一九三二年三月
第3章 お馬の宮様―一九三二年四月〜一九三六年六月
第4章 騎兵隊から陸大へ―一九三六年七月〜一九四二年一二月
第5章 若杉参謀―一九四三年一月〜一九四五年一二月
第6章 三笠宮研究生―一九四六年一月〜一九五三年一二月
第7章 オリエント学者として―一九五四年一月〜一九六九年一二月
第8章 レクリエーションの宮様―一九七〇年一月〜一九九九年一二月
第9章 皇族の長老として―二〇〇〇年一月〜二〇一六年一一月
第10章 百合子妃殿下御談話
出版社内容情報
大正天皇の第四皇子に出生し、戦中は軍人、戦後は歴史学者、晩年は皇族の長老として類い稀な足跡を残した100年の生涯。確実な史資料を用いて日々の行動を詳述した実録と百合子妃の談話により、公私余すこと無く人間像に迫る。研究者・関係者の論考と、秘蔵写真約400点も収録し、一宮家の日常から皇室の近現代史が立ち現れる必備の史料。