近世古文書用語辞典
内容説明
江戸時代の古文書を繙けば、そこには数限りない言葉の世界が広がっている。江戸時代の人々はどのような言葉を使い、どのように表記していたのであろうか。本書は、そうした江戸時代の言葉を取り上げ、解説を加えた“用語辞典”である。
著者等紹介
佐藤孝之[サトウタカユキ]
1954年生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程満期退学。現在、東京大学名誉教授、博士(歴史学)
天野清文[アマノキヨフミ]
1953年生まれ。立教大学文学部史学科卒業。現在、天野出版工房代表、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
数千点におよぶ江戸時代の古文書を渉猟し、約1万1500の用語・用字を精選し解説する。具体的な文例を多く掲げ、わかりやすい現代語訳を付す。類書屈指の収録語数を誇る『新版・古文書用語辞典』(2012)に500語を増補し、かつコンパクトなサイズに凝縮した普及版。日本史を学び、古文書解読を楽しむすべての人々にとって必備必携の辞典。