日本仏教史辞典
内容説明
約4700項目を収録した日本仏教史辞典。寺院・仏典・僧階、法会・宗論、僧侶およびその日記、寺院建築や考古遺跡、仏画・仏像の作例や作者、仏教民俗や民間信仰など日本仏教史全般にわたり、なかでも寺院・僧侶の項目を多く採取した。配列はかな見出しの五十音順。付編として、図像、国師号一覧、禅師号一覧、禅僧別号一覧がある。索引付き。
出版社内容情報
仏教伝来から千数百年、その思想は日本人の自然観・世界観に大きく寄与し、日本文化の形成にもはかり知れない影響を与えてきた。本辞典は、日本の仏教を理解するための4700項目余を厳選し、最新の研究成果を盛り込み懇切平易に解説。連綿と受け継がれてきた日本仏教の歴史とその思想の精髄を提示した仏教史辞典の決定版。別刷図版には、「聖衆来迎図」「板碑」「経筒」「五輪塔」「渡唐天神像」を収め、禅師号・別号一覧などを付載する。巻末に詳細な索引を付す。◆広範多彩な項目と詳細・平易な記述(日本仏教の教学の基本となる項目とともに、その歴史を理解するために欠かせない重要項目、併せて4700余を厳選して最高の執筆陣が平易に詳しく解説する)◆法灯を伝える人名録(仏教の開祖釈迦から渡来僧、宗祖はもとより各宗派の名僧を多数収録。肖像画、印章など理解を深める図版も多数掲載。また、師資関係にも配慮して師と弟子の名をあげ、人と人のつながりが理解できるようにした) ◆有名寺院から廃寺までの寺院名鑑(各宗派の本山や仏教史上に重要な寺院と各地の有名寺院を収録。すでに遺跡のみになってしまった古代寺院なども取り上げ、幻の寺の真相に迫る。寺院項目には寺史、寺宝、建造物