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商法総則・商行為法の現在―その現代化に向けて
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内容説明

13人の多彩な執筆陣による商法総則・商行為法の現在とこれから。明治期または昭和初期の姿にとどまっている商法総則および商行為法の規定を現代化するためにどのような検討が必要か。商法だけではなく民法や知的財産法など諸法との関係、さらには実務との関係を視野に入れて考察する。



目次

形式的意義の商法と商法の適用範囲
商人・事業者・消費者―概念の相互関係
商業登記の現代的機能
商法12条の現代化に向けた一試論
営業譲渡における競業避止義務
「商業使用人の代理権」規定は必要か
商事売買規定および関連する幾つかの商行為総則規定
交互計算をめぐる立法上の課題
匿名組合の機能と現代化に向けた課題
商人取引の補助者に対する法的規律
問屋法理の一般性と特異性
比較法―ドイツ商法典、フランス商法典の現在



著者等紹介

清水真希子[シミズマキコ]
大阪大学大学院法学研究科教授

〓橋美加[タカハシミカ]
立教大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

1938年改正以降,実質的な改正を経ていない商法総則・商行為法が経済社会の進展を前に,現代化するために,まず検討すべきことは何かを商法典の内外,さらには実務との関係を踏まえ考察する。商法総則・商行為法の「現在とこれから」を提示する一冊。