内容説明
「家族」の知を深める定番書、第2版。新規章では発達障害を家族支援の観点から解説。公認心理師カリキュラム「社会・集団・家族心理学」家族分野の学習にも。
目次
第1部 家族とは何か(家族システム理論―家族をどうとらえるか;家族を理解するための鍵概念―家族をどう見立てるか)
第2部 家族の発達(独身の若い成人期―家族づくりの前にやっておきたいこと;結婚による家族の成立期―夫婦としての絆づくり;乳幼児を育てる段階―「親になる」とは;小学生の子どもとその家族―現代の「児童期」を考える;若者世代とその家族―子どもたちの巣立ちのとき;老年期の家族―老いを迎える家族)
第3部 家族と臨床的諸問題(家族への臨床的アプローチ―家族療法入門;夫婦関係の危機と援助―愛情は幻だったのか;子育てをめぐる問題と援助―次世代を誰がどう育てるかという問い;発達障害と家族支援―乳幼児期から人生の終焉まで;家族が経験するストレスと援助―災害・喪失・病気など;家族の中のコミュニケーション―コミュニケーション学派の視点;女性と家族―誰がどのようにケアを担うのか;男性と家族―父親と夫をどう理解し援助するのか)
著者等紹介
中釜洋子[ナカガマヒロコ]
臨床心理士・家族心理士。元、東京大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)
野末武義[ノズエタケヨシ]
公認心理師・臨床心理士・家族心理士。現在、明治学院大学心理学部教授。IPI統合的心理療法研究所所長
布柴靖枝[ヌノシバヤスエ]
公認心理師・臨床心理士・家族心理士・社会福祉士。現在、文教大学人間科学部教授。博士(教育学)
無藤清子[ムトウキヨコ]
臨床心理士。現在、東京女子大学名誉教授。訪問看護ステーションしもきたざわ臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
家族心理学の定番テキストを全面改訂。「家族支援と発達障害」ほか多数加筆。公認心理師カリキュラムにも。