日本経済論・入門 戦後復興から「新しい資本主義」まで (第3版)
内容説明
アベノミクスの評価とコロナ危機への対応、岸田政権の「新しい資本主義」の意味、今後の日本に必要な構造改革の具体像。最新の日本経済の現状と課題の理解のための入門書。
目次
第1部 戦後日本経済の発展(占領・復興期―1945〜59年;高度経済成長の時代とその屈折―1960〜70年代;日本経済の国際化と経済摩擦―1980年代;バブルの崩壊と長期経済停滞の始まり―1990年代;小泉構造改革とその後退―2000〜09年;民主党政権と東日本大震災2009〜12年;アベノミクスと経済成長戦略2012〜20年)
第2部 長期経済停滞と構造問題(経済成長の減速と日本的経済システム;人口の少子・高齢化とシルバー民主主義;日本の働き方改革;社会保障と税の一体改革;TPPの意義と農業改革;地域の均衡ある発展と東京―極集中問題;コロナ危機の経済問題;岸田文雄政権と「新しい資本主義」)
著者等紹介
八代尚宏[ヤシロナオヒロ]
メリーランド大学経済学博士、上智大学教授、日本経済研究センター理事長、国際基督教大学教授、昭和女子大学副学長等を経て、同大学特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
戦後の経済発展の歴史を辿り,過去の経済問題との共通点と相違点を明らかにし,長期停滞から脱出するために何が必要かを考える。コロナ危機への対応,少子・高齢化とそれに伴う諸問題,岸田政権の「新しい資本主義」,今後の構造改革等の内容を加えた最新版。