史学会シンポジウム叢書 王権を考える―前近代日本の天皇と権力
内容説明
「王権」とはなにか?天皇の権威はなぜ存続したか。日本史最大のテーマに挑む。
目次
1部 古代における王権(古代の国家形成と王権;平安新王朝の創設;摂関政治と王権―平安中期における王権)
2部 中世における王権(中世の国家と政治体制;東国の王権―鎌倉と平泉;中世における権威と権力―「王権」という道具立てをめぐるコメント;中世期の王権をめぐって)
3部 近世における王権(近世王権論と天皇;織豊期王権論再論―公武結合王権論をめぐって;近世の朝廷・幕府体制と天皇・院・摂家)
著者等紹介
大津透[オオツトオル]
1960年生。東京大学大学院人文社会系研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)