プログラムで実践する生体分子量子化学計算―ProteinDF/ABINIT‐MPの基礎と応用
内容説明
PC〜小規模PCクラスタで行う実用レベルの生体高分子量子化学計算。バイオ、医療、創薬、工業などに大きく貢献できるフリーソフトウェアをわかりやすく解説。
目次
第1部 タンパク質密度汎関数法パッケージ ProteinDFシステム(ProteinDFシステム;ProteinEditorを使ってみよう;PCを用いたペプチド全電子計算;(小規模)PCクラスターを用いたタンパク質全電子計算
大型計算機を用いた大規模蛋白質全電子計算
補足:結びにかえて)
第2部 フラグメント分子軌道法プログラム ABINIT‐MP(フラグメント分子軌道(FMO)法とは
ABINIT‐MP/BioStation Viewerのインストール
まずは計算してみよう
タンパク質・DNAのFMO計算
FMO方の今後の展開)
第3部 理論的背景(生体分子と量子化学計算)
著者等紹介
佐藤文俊[サトウフミトシ]
理学博士。1962年東京都生まれ。慶応義塾大学理工学研究科物理学専攻、九州工業大学情報工学部助手、東京大学生産技術研究所助教授などを経て、東京大学生産技術研究所教授
中野達也[ナカノタツヤ]
博士(理学)。1964年長崎県生まれ。筑波大学化学研究科化学専攻、国立衛生試験所化学物質情報部研究員を経て、現在は国立医薬品食品衛生研究所医薬安全科学部主任研究官
望月祐志[モチズキユウジ]
理学博士。1963年静岡県生まれ。北海道大学理学部化学第二専攻。日本電気(株)基礎研究所、日本原子力研究所計算科学技術推進センター、アドバンスソフト(株)研究開発センターを経て、立教大学理学部化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)