アタッチメント―生涯にわたる絆
内容説明
Bowlbyが提示したアタッチメント理論は、親子関係および人の生涯にわたる関係のあり方について多くの考察を引き出してきた。人と人の間、パーソナリティにアタッチメントがどのように作用しているかを詳細に検討し直し、生涯発達論に一層の厚みを加える労作の完成。
目次
第1章 アタッチメント理論の基本的枠組み
第2章 アタッチメントの発達を支える内的作業モデル
第3章 アタッチメントの個人差とそれを規定する諸要因
第4章 乳幼児期・児童期におけるアタッチメントの広がりと連続性
第5章 保育者と教師に対するアタッチメント
第6章 青年期・成人期のアタッチメント
第7章 親世代におけるアタッチメント
第8章 人生後半期のアタッチメント
第9章 文化とアタッチメント
第10章 アタッチメントと病理・障害
著者等紹介
数井みゆき[カズイミユキ]
1961年生まれ。茨城大学教育学部助教授
遠藤利彦[エンドウトシヒコ]
1962年生まれ。京都大学大学院教育学研究科助教授