分子集合体の物理と化学―ソフトマターのX線構造解析
内容説明
本書は、液晶をはじめとしたソフトマターの多形の相構造と、そのX線構造解析について、理論や手法を統一的に解説した世界初の書籍である。本書ではまず、基礎知識としテ、第1章で結晶相のX線構造解析の理論と手法を概説し、第2章で結晶多形の基礎理論と調整方法を解説する。そして第3章にて、液晶多形を例にX線構造解析手法を詳細に説明する。多形の相構造は、線形代数学の概念を用いて統一的に把握する。これらの理論と手法を知っていれば、さまざまなソフトマターのX線構造解析が可能となる。ソフトマター研究に携わる学生・研究者必携の一冊。
目次
第1章 結晶:X線による結晶構造の決定(X線の発見;X線の発生;X線の回折 ほか)
第2章 多形現象(多形現象と多形;一次相転移と二次相転移;相図 ほか)
第3章 液晶多形とそのX線構造解析(中間相とは何か;液晶の種類;中間相の次元性と階層性 ほか)
出版社内容情報
本書は、液晶をはじめとしたソフトマターの多形の相構造と、そのX線構造解析について、理論や手法を統一的に解説した世界初の書籍である。
本書ではまず、基礎知識として、第1章で結晶相のX線構造解析の理論と手法を概説し、第2章で結晶多形の基礎理論と調整方法を解説する。そして第3章にて、液晶多形を例にX線構造解析手法を詳細に説明する。多形の相構造は、線形代数学の概念を用いて統一的に把握する。
これらの理論と手法を知っていれば、さまざまなソフトマターのX線構造解析が可能となる。ソフトマター研究に携わる学生・研究者必携の一冊。