吸着の科学 (第3版)
内容説明
吸着現象の基本的原理から応用まで、幅広く網羅した入門書として好評を博してきた書籍の第3版。吸着現象は石器時代から利用されてきた非常に古い技術である。現在では、その利用分野は、電気、機械、農業、環境、医療、海洋、宇宙など、広範囲に及んでいる。そのため、あらゆる分野の技術者・研究者にとって、吸着の科学を理解することが必要になっている。本書は化学系以外の背景をもつ技術者や学生でも理解できるよう、基礎的な部分をとくに丁寧に記述した。さらに、第3版では、近年のデータを取り入れ、吸着剤、吸着操作の項目を中心にアップデートした。
目次
第1章 吸着現象
第2章 吸着相互作用
第3章 吸着の量論―吸着等温線
第4章 液相吸着
第5章 吸着等温線の測定法
第6章 固体表面および吸着状態のキャラクタリゼーション
第7章 吸着剤と吸着操作
著者等紹介
近藤精一[コンドウセイイチ]
大阪教育大学名誉教授・理学博士
石川達雄[イシカワタツオ]
大阪教育大学名誉教授・理学博士
安部郁夫[アベイクオ]
活性炭技術研究会会長・工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
木炭や活性炭がガスやにおいを吸収する吸着現象について、基礎から応用までを解説する1冊。