人はなぜ戦争をするのか
目次
1 人類史のなかの戦争
2 戦争の社会構造的要因
3 暴力の生物学的背景
4 原爆はなぜ投下されたか
5 集団的自衛権で増大する戦争協力のリスク
6 人類の将来
7 平和教育の5つの柱
著者等紹介
戸田清[トダキヨシ]
1956年大阪生まれ。大阪府立大学、東京大学、一橋大学で学ぶ。獣医師(資格)。博士(社会学)。日本消費者連盟事務局、都留文科大学非常勤講師などを経て、長崎大学環境科学部教員(環境社会学、環境思想、平和学)。長崎県民間教育団体連絡協議会(県民教連)会長。石木川の清流とホタルを守る市民の会・共同代表世話人。玄海原発差し止め裁判、安保法制違憲訴訟(長崎)などの原告(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
戦争の残虐さや悲惨さを経験しながら「人はなぜ戦争をするのか」という根源的問いに応答するブックレット。生物学や考古学などさまざまな学問的叡智から、その背景や要因を探究し、この〈難問〉に答える。将来への展望として、戦争克服の可能性や平和教育の方向性も提言する。