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叢書・ウニベルシタス 問いと答え―ハイデガーについて
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内容説明

ドイツのハイデガー協会会長を長らく務め、現象学・解釈学研究の泰斗として知られる著者による、哲学者との「開かれた対決」を示す論集。ハイデガーの肖像論に始まり、フッサールとの対立および緊張関係、アリストテレスやプラトン、ニーチェやユンガーとの思想的対決など数々の主要テーマを論じた、15篇の論考ほかを収録。存在の思考、出来事としての哲学のさらなる理解のために最適の書。



目次

肖像(オットー・ディクス、マルティン・ハイデガーを素描する;仮面―ハンス・ヴィンマー、マルティン・ハイデガーを素描する;フッサールとハイデガー)
論文(ハイデガーと現象学;アリストテレス主義者としてのハイデガー;自己についての気遣い、存在、現象性―ハイデガー『存在と時間』の体系性について;ロゴスを伴う能力―アリストテレス的な文脈におけるハイデガーの言語哲学;対話術を前にしての畏れ―『ソピステス』講義(一九二四/二五年冬学期)におけるハイデガーのプラトン解釈について
宗教的経験の現象学 ほか)



著者等紹介

フィガール,ギュンター[フィガール,ギュンター] [Figal,G¨unter]
1949年生。フライブルク大学教授。ハイデルベルク大学で哲学・独文学を学び、ガダマー、トイニッセン、ヘンリッヒなどの指導を受ける。76年にハイデルベルク大学にてアドルノ論で博士号取得、87年にはハイデガー論で教授資格取得。89年にチュービンゲン大学哲学教授、01年以降はフライブルク大学哲学教授。03年から15年までハイデガー協会会長。フンボルト大学、関西学院大学、ローマ・ラ・サピエンツァ大学、オーフス大学などでも客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ドイツのハイデガー協会会長を長らく務め、現象学・解釈学研究の泰斗として知られる著者による、哲学者との「開かれた対決」を示す論集。ハイデガーの肖像論に始まり、フッサールとの対立および緊張関係、アリストテレスやプラトン、ニーチェやユンガーとの思想的対決など数々の主要テーマを論じた、15篇の論考ほかを収録。存在の思考、出来事としての哲学のさらなる理解のために最適の書。