ベスト新書 玄冬の門
内容説明
元気に老いるレッスン!青春、朱夏、白秋に続く人生の4番目の時期を、自由で最良のステージにする生き方―やがて老いる準備、老いてからの覚悟。
目次
第1章 未曽有の時代をどう生きるか(人生後半の生き方が問われる時代;なぜ家庭用金庫が売れるのか ほか)
第2章 「孤独死」のすすめ(子孫のために美田を残さず;「家庭内自立」のすすめ ほか)
第3章 趣味としての養生(健康法が多すぎる;趣味としての養生 ほか)
第4章 私の生命観(いまは後生のことを考える人は少ない;宗教なき世界にどう生きるか ほか)
第5章 玄冬の門をくぐれば(遊行期とお金の問題;過去の良い思い出を回想する ほか)
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年9月30日、福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり、47年に引き揚げを経験する。52年、早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、PR誌編集、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞を受賞。2002年に菊池寛賞を受賞。著書に『親鸞』(毎日出版文化賞特別賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)