中西太、優しき怪童―西鉄ライオンズ最強打者の真実
内容説明
球史に残る怪物バッターは、なぜ絶対に選手を怒らないコーチになったのか。野球を愛し、家族を愛した男が、波乱万丈の生涯で貫いたものとは―。積み重ねた取材とベースボール・マガジン社だからこその貴重な資料、そして新たなる証言者たちの言葉からよみがえる怪童と呼ばれた男の知られざる素顔。
目次
第1章 『怪童』誕生(栄光と挫折「わしの実働は7年。あとはおまけや」;太閤秀吉から取った「太」 ほか)
第2章 西鉄黄金時代の記憶(語り草となった初の打撃練習の快打;“青バット”の天才打者・大下弘の入団 ほか)
第3章 青年監督誕生(28歳での兼任監督就任、1年だけの「三本の矢」;治らぬ手首を回すと嫌な音がした ほか)
第4章 お遍路(北海道行きも会えなかった新人・若松勉;「教えているようで、教えられているんだ」 ほか)
第5章 生涯野球人(再び始まったヤクルトでの指導と最後の愛弟子;何苦楚に魂をつけたのは岩村だった? ほか)
著者等紹介
井口英規[イグチヒデキ]
1965年生まれ。新潟県小千谷市出身。同志社大からベースボール・マガジン社に入社し、SKIING、VANVAN相撲界、週刊サッカーマガジン、週刊ベースボール編集長などを歴任。現在は出版部に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
積み重ねた取材とベースボール・マガジン社だからこその貴重な資料、そして新たなる証言者たちの言葉からよみがえる怪童と呼ばれた男の知られざる素顔。