ヴィクトリア朝の女性たち―ファッションとレジャーの歴史
内容説明
スカートは翻らない。新しい彼女たちの生活と文化の変遷。レジャーの発展とともに女性参加は増え、それにともなって彼女たちのファッションも機能的に変化してゆく―新たな視点からの女性生活文化史!
目次
第1章 レディの日常
第2章 脚は大問題
第3章 スカートは命
第4章 紳士のものまね
第5章 男と女、どっちがどっち
第6章 ゴルフ・スイングは華麗で豪快に
第7章 新しいレディ
著者等紹介
山村明子[ヤマムラアキコ]
家政学者。東京家政学院大学教授。日本女子大学家政学部卒。同大学院家政学研究科被服学専攻修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
自立へと歩むヴィクトリア朝の女性たちの生活文化を、これまであまり触れられてこなかったファッションの変遷やスポーツへの関心という視点から描いた異色の文化史。次第に機能的になる装いと社会参加の関連が、社会史に新しい視点を与えている。