目次
プロローグ
都市の記憶・廣島
昭和二〇年八月六日・廣島がヒロシマになった
ウラン二三五・二三八・二三九・二四〇
被爆者の援護に関する法律などの歴史
国を訴える
破壊された生活と別れ
その後の核兵器をめぐる動き
第一回公判期日
アジア侵略・太平洋戦争への道・原爆開発・投下への道
エノラ・ゲイ号
放射線の身体への影響
八月六日から一五日までのこと
廣島に救援に行く決死隊
占領
その後の八月六日
立証
平和記念公園内と周辺の施設など
全面解決に向けて
全国原告団弁護団、支援する会は国を追い詰める
ノーモア・ヒバクシャ訴訟
核の事故
エピローグ 核と手を切ろう・核兵器の廃絶をめざして
著者等紹介
佐々木猛也[ササキタケヤ]
1940年7月広島県で出生。1945年8月6日爆心地から31.5kmの現・東広島市で原爆の炸裂を体験。1964年3月京都大学法学部卒業。1969年4月大阪弁護士会に弁護士登録。1974年、広島弁護士会に登録替え。1972年以降、日弁連少年法改正対策本部(現・子どもの権利委員会)副本部長。広島弁護士会子どもの権利委員会委員長、平和委員会委員長、広島弁護士会副会長などを歴任。1996年1月広島・市民オンブズマン会議代表幹事2006年4月広島調停協会会長・中国調停協会連合会理事長。2011年10月さよなら原発ヒロシマの会共同代表。2003年3月原爆症認定集団訴訟・ノーモア・ヒバクシャ訴訟広島弁護団団長。2010年11月核兵器の廃絶をめざす日本法律家協会(日本反核法律家協会)会長(2020年11月まで)。2016年4月核兵器の廃絶をめざす国際法律家協会(国際反核法律家協会)共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
廣島に生まれ、広島で育ち、ヒロシマにかかわり、廣島原爆の歴史の中に生きてきた著者が核兵器禁止条約批准と廃絶を説く渾身の書。