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人材覚醒経済
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内容説明

成長のアキレス腱となった無限定正社員システム。その問題点を解決できるのはジョブ型正社員だけだ。実力派経済学者が労働改革の具体策を提示。一億総活躍、同一労働同一賃金、性格スキル―。働き方だけで日本は変われる。



目次

序章 人材覚醒―アベノミクス第3ステージからの出発
第1章 問題の根源―無限定正社員システム
第2章 人材が覚醒する雇用システム
第3章 女性の活躍を阻む2つの壁
第4章 聖域なき労働時間改革―健康確保と働き方の柔軟化の両立
第5章 格差固定打破―多様な雇用形態と均衡処遇の実現
第6章 「入口」と「出口」の整備―よりよいマッチングを実現する
第7章 性格スキルの向上―職業人生成功の決め手
第8章 働き方の革新を生み出す公的インフラの整備
終章 2050年働き方未来図―新たな機械化・人工知能の衝撃を超えて



著者等紹介

鶴光太郎[ツルコウタロウ]
慶應義塾大学大学院商学研究科教授。1960年東京生まれ。84年東京大学理学部数学科卒業。オックスフォード大学D.Phil.(経済学博士)。経済企画庁調査局内国調査第一課課長補佐、OECD経済局エコノミスト、日本銀行金融研究所研究員、経済産業研究所上席研究員を経て、2012年より現職。経済産業研究所プログラム・ディレクターを兼務。内閣府規制改革会議委員(雇用ワーキンググループ座長)(2013〜16年)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

日本経済の底上げに本当に必要なのは人材が目覚めること。そのために必要な改革を提示する人材から見た経済論。「一億総活躍社会」は政権の人気取り政策ではないかと考える人々も多いかもしれないが、人口減対応・人材強化が日本経済の次なる成長にとって欠かせない条件だ。だが、アベノミクス第2ステージには旧目標と新目標が入り乱れ、混沌の様相を呈している。こうした状況を脱するには「一億総活躍社会」を目指して新3本の矢を束ねる横軸が必要だ。それは「ひと」にまつわる改革。眠れる人材を覚醒させる、教育を含む広い意味での人材改革と働き方改革だ。
本書は、働き方改革の根本は多様な働き方の実現ととらえ、そのためにどのような改革が必要か、どのような社会が生まれるのかを明らかにするもの。



序 章 人材覚醒――アベノミクス第三ステージからの出発

第1章 問題の根源――無限定正社員システム

第2章 人材が覚醒する雇用システム

第3章 女性の活躍を阻む2つの壁

第4章 聖域なき労働時間改革――健康確保と働き方の柔軟化の両立

第5章 格差固定打破――多様な雇用形態と均衡処遇の実現

第6章 「入口」と「出口」の整備――よりよいマッチングを実現する

第7章 性格スキルの向上??職業人生成功の決め手

第8章 働き方の革新を生み出す公的インフラの整備

終 章 2050年働き方未来図――新たな機械化・人工知能の衝撃を超えて

鶴 光太郎[ツルコウタロウ]
慶應大学大学院商学研究科教授、内閣府規制改革会議委員
1960年東京生まれ、84年東京大学理学部数学科卒業、84-95 経済企画庁勤務 (1999年退職、91-94:調査局内国調査第一課の課長補佐として経済白書を3回執筆)、995-2000 OECD経済局エコノミスト、00-01日本銀行金融研究所研究員、01?13年経済産業研究所上席研究員、13年より現職。1999年 オックスフォード大学大学院経済学博士課程修了(D.Phil.取得)