内容説明
無借金経営は本当に素晴らしい?なぜPLがこんなに「退化」しているのか?自己資本比率よりも重視されている指標とは?誰も教えてくれない「あたりまえ」をプロが徹底解説!
目次
第1章 変わる利益、消えた利益
第2章 バランスシートがわかればビジネスがわかる
第3章 キャッシュフローを読み解くコツ
第4章 投資家目線と時価総額
第5章 資本効率とファイナンスをめぐる新常識
第6章 ESG・非財務のインパクト
財務3表の見方
著者等紹介
長谷川正人[ハセガワマサト]
大手コンサルティング会社コンサルタント。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。滋賀大学大学院客員教授。日経CNBC「けいざい豆知識!『イチマメ』」会計・財務分野解説者(2014年〜2016年)。1958年東京生まれ。1981年早稲田大学政治経済学部を卒業し、同年、大手コンサルティング会社に入社。これまで市場調査業務、証券アナリスト業務、経営コンサルティング業務、財務研修講師業務等に従事。会計・財務に関わる研修・講演を大手企業ビジネスパーソン、勤務先の若手コンサルタント、学生など多数に展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
野村総研で多くの企業やコンサルタントに数字の読み方を教えてきた著者の最新作!
「これだけは押さえておきたい」ファイナンスの新常識を難易度別に徹底解説。
◆すでに適用企業が東証時価総額の過半数を超えるIFRS、なぜPLがこんなに「退化」しているのか? 自己資本比率よりD/Eレシオが重視される理由とは? 無借金経営は本当に素晴らしいのか? メガプラットフォーマーの資産って何?――かつての会計ビッグバンほどのインパクトはないものの、経営環境の変化によって、会計の常識も静かに変わっている。実務家や投資家にとっては欠かせない基礎知識を、企業分析に定評のあるコンサルタントがわかりやすく解説する。