監査報告の変革―欧州企業のKAM事例分析
内容説明
監査実務の転換点となる大変革にどう対応すべきか?各国の制度研究により変革の基本的な考え方を明らかにするとともに、欧州企業187社、760のKAMからより良い実務のあり方を究明する。
目次
監査報告の変革―意義と課題
第1部 制度編(国際監査基準による監査報告書;イギリスの監査報告書;フランスの監査報告書;ドイツの監査報告書;オランダの監査報告書;アメリカの監査報告書)
第2部 事例分析編(調査の概要と全般的な傾向の分析;棚卸資産;金融商品・投資;資産の減損;引当金・退職給付債務;税金・税効果;収益認識;訴訟・法令違反等に関する偶発債務;過年度修正;その他の特徴的なKAM)
より良い実務慣行の確立に向けて
著者等紹介
林隆敏[ハヤシタカトシ]
関西学院大学商学部教授。1989年関西学院大学商学部卒業、1994年関西学院大学大学院商学研究科単位取得満期退学。同年甲子園大学経営情報学部専任講師、1999年関西学院大学商学部助教授、2005年4月より現職。博士(商学)。現在、日本監査研究学会理事、日本会計研究学会理事、日本経営分析学会監事、企業会計審議会監査部会臨時委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
監査実務の転換点となる監査報告の変革について、各国の制度研究により基本的な考え方を明らかにし、欧州企業187社、760のKAMからより良い実務のあり方を究明する。