レセプト管理学 - 論から学への深化
出版社内容情報
「レセプト」は単なる保険者への請求明細書だけではなく、広義では重要な医療・福祉記録データであると言える。またいくつかの書籍では、診療報酬請求明細書、診療報酬と書かれているが、書籍によって定義が異なって、あいまいとなっている。
本書では医科歯科分野、調剤報酬、介護報酬を含めたものとしてレセプトの定義を定めた。電子カルテ時代においてのレセプトの概要、また外国人患者に対応した国際的医療制度を背景にした国際的知識、レセプト開示に関連した患者説明における説明力、レセプトデータを用いた応用的科学的研究などを解説する。