ガバナンス構造の変化と内部監査
内容説明
会社内での内部監査の位置づけ、求められる内部監査機能・内部監査人の能力、会社内外における関係者との連携・情報提供…ガバナンス強化のために有効な内部監査のあり方とは?
目次
研究の背景
第1部 現状と課題(内部監査とコーポレートガバナンスを巡る制度変化の状況;内部監査の対象範囲の拡大―ガバナンスシフトを強める内部監査とその役割の変化;ガバナンス構造の変化が内部監査に与える影響に関する事例および先行研究)
第2部 実態分析(ガバナンス構造の変化が内部監査に与える影響についての実態分析)
第3部 提言(内部監査の独立性と客観性―内部監査部門の位置づけと内部監査機能の分離;専門性の深化;外部監査人との連携 ほか)
著者等紹介
蟹江章[カニエアキラ]
日本監査研究学会内部監査研究プロジェクト代表。1989年弘前大学人文学部専任講師、1991年同助教授、1994年北海道大学経済学部助教授、2003年同大学院経済学研究科教授などを経て、北海道大学大学院経済学研究院教授。博士(経営学)(北海道大学)。一般社団法人日本内部監査協会名誉会員。主な著書に、『現代監査の理論』(森山書店、2001年、日本内部監査協会「青木賞」受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ガバナンス強化が求められる今、内部監査は経営者以外に取締役会や監査役会、更には社外取締役との関係確立が求められている。ガバナンス構造の変化による内部監査への影響を検証。