内容説明
決算書は、ポイントを押さえて効率よく読むものです。財務分析には、押さえておくべき基本事項があります。本書では、筆者が経験を通じて得た重要ポイントを厳選して、読者のみなさんにお伝えします。
目次
第1章 財務三表の基本を知ろう
第2章 損益計算書(P/L)は営業成績を表す
第3章 損益計算書(P/L)にある5つの利益を解読
第4章 貸借対照表(B/S)の左側は「おカネをどう使ったか」
第5章 貸借対照表(B/S)の右側は「おカネをどう調達したか」
第6章 キャッシュ・フロー計算書(C/F)でおカネの動きがわかる
第7章 財務分析のさまざまな方法
第8章 株式指標分析はPER、PBRが基本指標
第9章 決算情報や補足情報を収集する
著者等紹介
高辻成彦[タカツジナルヒコ]
いちよし経済研究所(東証1部・いちよし証券の調査部門)シニアアナリスト。立命館大学政策科学部卒業、早稲田大学ファイナンスMBA。経済産業省在職時は、産業連関表の時系列表作成に参画。ナブテスコ(東証1部)の広報・IR担当としては、日本IR協議会によるIR優良企業特別賞の所属会社初受賞に貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
決算書が読めれば、会社がもっとわかる!
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就職先、取引先、株式投資先などの財務状況を知り、将来性を見通すことは、今やスタンダードなビジネススキルといえます。
本書は、「決算書はポイントを押さえて効率よく読むもの」という考え方のもと、財務三表の見方と財務分析の基礎を100項目にまとめ、コンパクトに解説しました。
実際の決算を「ケース」として取り上げ、実践的な読み方と分析の仕方も説明しています。
<「ケース」として掲載した企業>
日本電産、日本マクドナルドホールディングス、吉野家ホールディングス、ヤマトホールディングス、コマツ、川崎汽船、JR西日本、ファナック、タカタ、西尾レントオール、東洋エンジニアリング、武田薬品工業、ソフトバンクグループ、大塚家具、LINE、キヤノン、ユーザベース、ソニー、三菱ロジスネクスト、トラスコ中山、新明和工業