内容説明
くずぶる若手、硬直化したベテラン「専門家」、職場の非公式ノウハウ、なぜ、御社のDXはうまく進まないのか。FC今治、ところざわサクラタウンに学ぶ!中小企業、地方、トカイナカへのヒントも掲載。
目次
第1章 日本流DXとは
第2章 DXの現場で起きていること
第3章 アナログ思考とデジタル思考の融合
第4章 DX推進の土台は「自社の価値」
第5章 DXは経営の抜本的改革
第6章 コミュニケーション&コラボレーションの最適化を図る
第7章 DX推進チームが本物の実行力をもつために
第8章 DXを継続するための仕組み化と人材配置
第9章 FC今治から学ぶ中小企業と地方のDX
著者等紹介
各務茂雄[カガミシゲオ]
三菱UFJフィナンシャル・グループCDTO補佐。元KADOKAWAConnected代表取締役社長。INSエンジニアリング、コンパック、EMC(現Dell Technologies)、VMware、楽天、Microsoft、AWS(アマゾンウェブサービス)を経て、ドワンゴへ移籍。KADOKAWAグループのDXを5年間行ない、過去最高の売上・利益に貢献。2012年グロービス経営大学院修了(GMBA2010)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
なぜ、御社のDXはうまく進まないのか
答えは、日本流DXにある。
「DXが丸投げ、絵に描いた餅になる? 自分のことだ!」
本書を読んで、自ら関与してやり遂げる覚悟ができた。
−−FC今治オーナー・元サッカー日本代表監督 岡田武史
DX(Digital Transformation)という経営改革によって日本企業らしいよさや強みを残しつつ、グローバル企業的な強さを獲得するのが、日本流DX。
2017年のドワンゴのインフラ改革、2018年からは株式会社KADOKAWA(角川書店を源流にもつ総合エンターテインメント企業)のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX) がスタートした。この5年にわたる経営改革を通して、私にはDXの現実が解像度高く見えてきた。
そして、この体験から得られた知見が日本のDXに役に立つと考え、この本を執筆しようと決意をした。
その背景にあるのは、DXという新しく、そして困難な挑戦に対して、多くの企業が時間とお金を無駄に使ってしまっているのではないかという思いだ。