歌舞伎と日本人
内容説明
我々歌舞伎役者が、一番知りたかった歌舞伎と日本人の本質を、生き生きと魅力ある言葉で綴った名著。
目次
江戸以前―混沌とした時代の中で
江戸時代―徳川二百六十年と共に生きた歌舞伎
明治時代―新しい時代の波を受けて
大正時代―大正モダニズムと歌舞伎
昭和時代―第二次世界大戦を挟んで「戦前編」
昭和時代―第二次世界大戦を挟んで「戦後編」
平成時代―これからの歌舞伎のありようとは
著者等紹介
中村義裕[ナカムラヨシヒロ]
演劇評論家。日本文化研究家。著述家。早稲田大学エクステンションセンター講師。国際演劇協会会員。日本演劇協会会員。1962年、東京都生まれ。1986年、早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。その他、雑誌・新聞などに連載多数。また、演劇・日本文化関係の講演、講義などを精力的に行っている。ウェブサイト「演劇批評」にて、オールジャンルの舞台の批評を中心に、芸術関連のエッセイを執筆(1996年〜)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)