徳川「大奥」事典
内容説明
徳川幕府の「大奥」・大名家の「奥」に関する基本的な事項を、最新の研究、史料にもとづいて、第一線の研究者が解説。「大奥」の構造・役職・事件から経済活動・交際・年中行事、教養、人物、大名家の「奥」まで、200項目あまりの項目から、江戸時代「大奥」の実像を解説。
目次
第1部 江戸城「大奥」(大奥の制度;大奥勤め;政治と事件;経済と社会;文化と風俗;通過儀礼)
第2部 将軍と「大奥」(将軍をめぐる女性;江戸初期の大奥―家康・秀忠・家光・家綱;江戸中期の大奥―綱吉・家宣・家継・吉宗;江戸後期の大奥―家重・家治・家斉・家慶;幕末期の大奥―家定・家茂・慶喜)
第3部 大名家の「奥」(大名奥向と政治・経済・社会;大名奥向の世界)
著者等紹介
竹内誠[タケウチマコト]
徳川林政史研究所所長。東京学芸大学名誉教授。東京都江戸東京博物館館長
深井雅海[フカイマサウミ]
徳川林政史研究所副所長。聖心女子大学教授
松尾美恵子[マツオミエコ]
徳川林政史研究所特任研究員。学習院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
最新の研究と当時作成された信頼できる史料にもとづき、江戸時代初期から幕末までの「大奥」全体を見通せる、初の専門的な事典
最新の研究成果と、一次史料にもとづいた江戸時代の[大奥」像を提示。第一線の研究者が執筆し、項目ごとに典拠・参考文献を明示。江戸初期から幕末、大名家の奥向まで記載。