狂言鑑賞二百一番
内容説明
現代人にも共通する普遍的な喜怒哀楽に悩み…、身につまされる今も昔もかわらない人々の胸のうち。読むだけでも楽しく面白い、でもチクッと心の痛む狂言の世界。ストーリー解説と鑑賞のポイントで構成する曲目紹介の決定版。
目次
三番三(三番叟)
福神狂言
御百姓狂言
大名狂言
小名狂言
聟狂言
女狂言
鬼狂言
山伏狂言
出家狂言
座頭狂言
集狂言
舞狂言
替間狂言
番外狂言
復曲狂言
新作狂言
著者等紹介
金子直樹[カネコナオキ]
能楽評論家。1954年東京に生まれる。中央大学法学部卒業。高校時代に阿漕を見て能に傾倒し、学生時代から能楽の研究・評論活動を始める。国立能楽堂開場以来のプログラム執筆、「能楽タイムス」の能評、大学のオープンカレッジ等の講座をはじめ、解説・講演・評論などを中心に活動中
吉越研[ヨシコシケン]
能楽写真家。1957年東京に生まれる。80年頃より故吉越立雄の助手として能楽撮影に従事。現在、朝日新聞能評欄、国立能楽堂パンフレットなどに写真を提供。日本写真家協会会員、能楽写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
現行曲二百一番の物語解説と鑑賞のポイントに加え、狂言の基礎知識も盛り込んだ他に例を見ない狂言網羅本。狂言の魅力を余すことなく味わえます!