あじあブックス 大小暦を読み解く―江戸の機知とユーモア
内容説明
暦の売買が禁じられた江戸時代に、人々は、「大の月」「小の月」を知るために大小という暦を作りました。その様々なアイデアは、実用を超えたすばらしいものでした。興味津々の暦200枚。巻末に「大小暦早見表(貞享以降)」を付しました。
目次
第1章 こんな暦がありました(西向くサムライ;不便な旧暦 ほか)
第2章 さあ大小を読み解こう(手はじめの大小;大小の楽しみ)
第3章 日本人の頓知(大小は絵暦ではない;年号さがしを楽しむ)
第4章 日本人のクイズ(どうしてこれが暦?;年号さがしの面白さ ほか)
第5章 江戸と戯れる(初期の大小;忙中閑あり ほか)