日本手話のしくみ―文法が基礎からわかる
内容説明
「発音」、語彙、文法、表現をやさしくわかりやすく解説。待望の日本手話の文法入門書。
目次
1 日本手話の音と形(発音のしくみ―日本手話の「音」?;ミニマル・ペア―“黄色”と“なるほど”;音素と異音―“歩く”ときに親指が立っていてもOK ほか)
2 日本手話の文法(CL(classifier)とは―神の視点と人間のおこない
CLと固定語彙―“跳び上がる”ほど“びっくりした”
名詞―“飛行機”と“飛ぶ” ほか)
3 日本手話らしい表現(代名詞に男女の別―彼と彼女;手段を含む動詞―日本人は箸で食べるんだなぁ;日本手話の口型―パ・ピ・プ・ペ・ポ、その他 ほか)
著者等紹介
岡典栄[オカノリエ]
東京大学文学部言語学科、国立リハビリテーションセンター学院手話通訳学科卒業、英国ケンブリッジ大学言語学修士(M.Phil.)、一橋大学大学院言語社会研究科修士(M.A.)。現在、明晴学園事務長、東京経済大学非常勤講師、一橋大学大学院博士後期課程在学中
赤堀仁美[アカホリヒトミ]
ろうの両親から生まれたろう者。静岡県立沼津ろう学校普通科卒業、株式会社NECソフトウェアなど一般企業を経て、現在、NPO法人手話教師センター理事兼手話教師、学校法人明晴学園手話科主任、東京大学非常勤講師、NHK手話ニュースキャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)