内容説明
積年の論争、遂に終結。魏志倭人伝をもとに地形、気候、気象災害などを科学的に検証、調査し、論理的に答えを導き出した、驚愕の真実!
目次
序章 理系の歴史学とは
第1章 すべては魏志倭人伝をどう解釈するか
第2章 邪馬壹国北部九州説・畿内説を考えてみる
第3章 「理系の歴史学」で読み解く魏志倭人伝 邪馬壹国までの道(1)〜狗邪韓国から投馬国まで〜
第4章 「理系の歴史学」で読み解く魏志倭人伝 邪馬壹国までの道(2)〜「水行十日陸行一月」の謎解き〜
第5章 魏志倭人伝に記された決定的証拠の数々
第6章 地政学的見地からの考察
終章 結論 邪馬壹国は阿波にしかありえなかった
著者等紹介
越智正昭[オチマサアキ]
1956年、愛媛県伊予三島市(現・四国中央市)生まれ。1978年、広島大学工学部を卒業後、日本電信電話公社(現・NTT)に入社。NTTデータに異動。数多くのITシステムの営業・開発に携わった後、本社営業企画部長としてグループ全体の営業改革に従事。2003年、NTTデータグループの気象情報会社である株式会社ハレックスの代表取締役社長に就任。社長在任15年間で、同社を単なる気象情報の提供会社から、気象データを活用したソリューション提供会社への大転換を行う。2018年に社長退任後は愛媛県内7つの大学におけるデジタル人材育成関連の愛媛県寄附講座の総合プロデューサーのほか、気象ビジネス推進コンソーシアムの副座長や愛媛デジタルデータソリューション協会の会長、愛媛大学大学院地域レジリエンス学環の客員教授を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
地形や気象、自然環境など、変ようがない過去の証拠を検証、調査し、論理的に導き出された邪馬台国の場所、そこは「阿波」だった! 畿内、北部九州の既存の有力説を科学的アプローチにより明確に否定。邪馬台国の存在した場所が阿波でしかありえなかった理由を理系専門の著者が解説します。古代史の定説を覆す驚愕の真実に驚きます。