啓示の現象学―ミシェル・アンリとジャン=リュック・マリオン
内容説明
神学へ限りなく接近するフランス現象学は何処に向かうのか?アンリとマリオンの比較を通してその歩みを検討し、成果を未来へと引き継ぐ試みを提言する!
目次
第1章 現象学のhyl´etiqueとmat´erielle(問題構成;hyl´etique;mat´erielle;現象学と方法 ほか)
第2章 世界と世界以外(現象学の神学への道;真理の異なる理解;キリスト教の立場から;キリストという現象 ほか)
第3章 形而上学的思惟(世界を起点として;手掛かり;難問の回顧;神学の観点で)
第4章 比類なき現象(公現;charit´e;myst`ere;position ほか)
著者等紹介
佐藤国郎[サトウクニロウ]
2006年、横浜市立大学大学院国際文化研究科博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)