内容説明
著者はいずれも、世界的に知られる精神医療機関メニンガー・クリニックで長年にわたりトラウマの心理教育プログラムにたずさわってきたベテランの臨床家。その著者らがプログラムの中で実際に使用してきたイラストや図版を多数掲載、とくに対人関係でのトラウマについてわかりやすく解説しながら、自分のペースで無理なく取り組めるさまざまな対処法を紹介する。
目次
第1章 はじめに
第2章 トラウマとは何か
第3章 現在の生活に突然侵入してくる諸症状
第4章 10:90反応
第5章 身体的な影響―適応の失敗
第6章 自己認識
第7章 うつ
第8章 一時しのぎの対処法
第9章 再演
第10章 共感疲労
第11章 トラウマの治療
第12章 おわりに
著者等紹介
ルイス,リサ[ルイス,リサ][Lewis,Lisa]
Ph.D.メニンガー・クリニック上級サイコロジスト。テキサス州ベイラー医科大学准教授
ケリー,ケイ[ケリー,ケイ][Kelly,Kay]
M.S.W.、L.S.C.S.W.臨床ソーシャルワーカー。メニンガー・クリニックのソーシャルワーク部門責任者を経て、カンザス州トピカでヘリテージ精神保健クリニックを創設。同所で臨床ソーシャルワーク活動に従事
アレン,ジョン・G.[アレン,ジョンG.][Allen,Jon G.]
Ph.D.メニンガー・クリニック上級サイコロジスト。テキサス州ベイラー医科大学教授
神谷栄治[カミヤエイジ]
1965年生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。精神科クリニック、心療内科等で心理臨床活動に従事した後、現在、中京大学心理学部准教授。臨床心理士。日本精神分析学会認定心理療法士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
マインドフルネスとメンタライゼーションの概念を手がかりに、当事者自らがトラウマを理解し、対処法を学ぶためのガイドブック。
心理学の世界で注目を集めているマインドフルネスとメンタライゼーションの概念を手がかりに、当事者自らがトラウマを理解し、その対処法を学ぶためのガイドブック。著者らがトラウマの心理教育プログラムで実際に使用してきたイラストや図版を多数掲載、とくに過去の対人関係でのトラウマが現在の心理や行動に影響するメカニズムを解説しながら、自分のペースで取り組めるさまざまな対処法を紹介する。カウンセラーや治療者も必読。
第1章 はじめに
第2章 トラウマとは何か
第3章 現在の生活に突然侵入してくる諸症状
第4章 10:90 反応
第5章 身体的な影響――適応の失敗
第6章 自己認識
第7章 うつ
第8章 一時しのぎの対処法
第9章 再演
第10章 共感疲労
第11章 トラウマの治療
第12章 おわりに
用語解説
参考文献
ブックガイド
訳者あとがき
【著者紹介】
リサ・ルイス(Lisa Lewis Ph.D.)メニンガー・クリニック上級サイコロジスト。テキサス州ベイラー医科大学准教授。