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弾丸が変える現代の戦い方―進化する世界の歩兵装備と自衛隊個人装備の現在
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内容説明

進化する世界の歩兵装備と自衛隊個人装備の現在。極めて速い武器の進化に日本は対応できるのか!?



目次

第1章 米国国防の2大失策(陸上自衛隊退職後、軍事・有事医療ジャーナリストになる;同盟国アメリカ合衆国を正しく理解すべき ほか)
第2章 小銃弾の進化(有害獣駆除時に見た銃創のすごさ;弾丸の進化について知らなければならない ほか)
第3章 弾丸と小銃のトレンド(サプレッサーの必要性;日本の5・56mm弾のレベル ほか)
第4章 他国の戦略的思想(進化する機関銃;自衛隊の近代化は可能か ほか)
第5章 コンバットメディックの必要性(ナガタ・イチロー氏との関わり;衛生科職種の幹部になる ほか)



著者等紹介

二見龍[フタミリュウ]
防衛大学校卒業。第8師団司令部3部長、第40普通科連隊長、中央即応集団司令部幕僚長、東部方面混成団長などを歴任し陸将補で退官。防災士、地域防災マネージャー。現在、株式会社カナデンに勤務

照井資規[テルイモトキ]
陸上自衛隊富士学校普通科部と衛生学校にて研究員を務める。現代の戦傷医療に関するスペシャリスト。自衛隊退職後の現在、愛知医科大学医学部、琉球大学医学部、新潟大学医学部災害医療教育センターで医療安全や事態対処医療の講師を務める。軍事・医療雑誌への寄稿多数。病気、外傷、平時、有事の区別なく、日本の救命医療の問題解決について取り組む一般社団法人TACMEDA代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

●極めて速い武器の進化に日本は対応できるのか…。 元陸上自衛隊幹部と軍事ジャーナリストが憂う、自衛隊装備の現在とは?

本書は、今までほとんど語られてこなかった弾丸と弾道に焦点を当てた元陸上自衛隊幹部と軍事ジャーナリストによる対談をまとめ、そこへさらに、小銃や機関銃、弾丸などに関する最新情報を加えたものです。

本書の内容を理解すると、当初の驚きからやがて危機感を持つにいたります。
なぜなら、小銃から撃ち出される弾の構造とその進化の関係は、思った以上に深く、弾の進化が戦いを変えていくことに驚愕するからです。

また、世界各国の動きは、戦略的であり、日々進化を続け、戦い方自体が変わろうとしています。
したたかに、そして確実に進化している世界に目を向けなければ、日本は取り残されてしまうのがわかります。

※本書は2018年10月に刊行された電子書籍『二見龍レポート#2 コンバットメディックの照井資基、弾道と弾丸を語る』を増補・再編集したものです。

■目次
第1章 米国国防の2大失策
陸上自衛隊退職後、軍事・有事医療ジャーナリストになる
同盟国アメリカ合衆国を正しく理解すべき
M16小銃と5.56mm小銃弾
F-15戦闘機
陸自新個人装備のF-15戦闘機化の懸念
AASAMの本当の話
KASOTC JAWC2019緊急レポート

第2章 小銃弾の進化
有害獣駆除時に見た銃創のすごさ
弾丸の進化について知らなければならない
7.62mm弾の有用性
「適正銃身長」とは何か
小銃のファミリー化について

第3章 弾丸と小銃のトレンド
サプレッサーの必要性
日本の5.56mm弾のレベル
経済性の高い銃弾とは
使用する弾の種類
5.56mm弾の限界
運動エネルギー転換面での比較
運動エネルギーと貫徹能力の相関
防弾素材に対する実射比較
7.62mm弾と5.56mm弾の制圧範囲の比較
小銃における口径の動向

第4章 他国の戦略的思想
進化する機関銃
自衛隊の近代化は可能か
AAD2018緊急レポート
AASAMをどう見るか
旧ソ連系弾薬の変化
NATO諸国の対抗策(弾薬と小銃について)
スイスにおける国土防衛としての小銃運用
銃弾の性能を自国防衛に役立てたインドネシアの取り組み
次期小銃をどう選定すべきか
対物狙撃銃が採用される本当の理由

第5章 コンバットメディックの必要性
ナガタ・イチロー氏との関わり
衛生科職種の幹部になる
コンバットメディックの進歩
戦場において救命を進めるポイント
今後の活動について

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